青海佳子 Profile
大学在学中に、中国から日本語研究員として派遣されていた日本語講師の方と出会い、日本語について話すうちに、自身も日本語文法に興味を持ち、日本語教師になりたいと思うようになりました。
大学4年生の時、名古屋YWCAで日本語教師養成講座の受講をはじめると同時に、ボランティアとして日本語を教える活動などに参加しました。
大学卒業後は、中国の北京第二外国語学院で約半年間、中国語を学び、その後、名古屋大学大学院で音声学を専門に研究をしながら、日本語学校で日本語を教えるアルバイトをしていました。
大学院修士課程修了後は、留学していた北京第二外国語学院で2年間、日本語専門家として日本語を教え、帰国後は、結婚、出産などを経て、非常勤講師として大学の留学生別科などで日本語や日本事情を教えています。
15年以上にわたって、延べ1000人以上の学習者に日本語を教えていく中で、新しい語彙や文法などをいかに効率的に記憶に留めることができるかに興味を持ち、2019年から、アクティブ・ブレインプログラム開発者の小田全宏氏の下で記憶法について学びました。
そして、脳の使い方次第でこんなに簡単にたくさんのことを記憶できるのだということに衝撃を受け、記憶法の講師資格を取ることを決意し、2023年10月にアクティブ・ブレインベーシックコース講師資格を取得しました。
また、アクティブ・ブレイン協会が主催する「記憶力エキスパートコース」を受講し、初挑戦で1000点満点中960点を獲得し、記憶マイスターの称号を取得することもできました。
現在は、記憶法を生かした日本語教育の可能性を探り、留学生に日本語を教えながら、YouTubeでイメージで覚える漢字コンテンツ(外国人向けの日本語学習チャンネル「けいこせんせいの できる! つたわる! にほんご」を配信したり、Instagramで日本語文法について紹介したりしています。
出入国在留管理庁(入管庁)の調査によると、令和6年6月末現在、日本に住んでいる外国人の数は358万8,956人となり過去最高を更新しました。
国籍・地域別でみると、(1)中国、(2)ベトナム、(3)韓国、(4)フィリピン、(5)ブラジル、(6)ネパール、(7)インドネシアとなっており、非常に多国籍だということが分かります。
私たち日本人の中には、「外国人=英語」という考えをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。
日本に住んでいる外国人の国籍を見れば、英語だけではなく、多国籍語に対応していかなければならないことは一目瞭然です。

しかし、企業や自治体、病院などで多国籍語に対応するのは非常に困難です。
では、どうしたらいいのでしょうか。
入管庁が令和3年に公開した「在留外国人に対する基礎調査報告書」によると、日本に1年以上住んでいる外国人に日本語能力(話す・聞く)を聞いたところ、「日本語での会話はほとんどできない」と答えた外国人は全体の3.4%しかいませんでした。

つまり、その他の96.6%の外国人は、少なくとも簡単な日本語でなら会話できるということです。
さらに、外国人に情報を入手する際、母語以外にどんな言語での情報提供を望むかを聞いたところ、日本語、および、やさしい日本語と答えた外国人は全体の86.9%を占めていたのに対し、英語と答えた外国人は37.6%にとどまっています。
外国人も私たち日本人に「やさしい日本語」を使ってほしいと思っているのです。

やさしい日本語は、そのポイントさえつかめば、日本人であればどなたでも使うことができます。
お仕事や普段の生活において、外国人とコミュニケーションを取っている方、これから外国人とお仕事で関わっていく方、もし意思疎通に不安を感じていらっしゃるならば、ぜひ、無料相談会にお申込みいただき、お話をお聞かせください。日本人と外国人が共生共栄していく明るい未来のために、皆様のお役に立てればと思っております。
青海佳子が全力で皆様の未来をサポートいたします!
